概要
Quad Minersは、10月16日から17日にソウルで開催される「ISEC 2024」に参加し、NDR(Network Detection and Response)プラットフォーム「Network Blackbox」とセキュリティ運用自動化への取り組みを紹介する。あわせて、コンテキストデータを軸としたAIベースのセキュリティオブザーバビリティへの展開、政府研究開発プロジェクトの受託状況、海外市場での事業拡大についても発表する。
ISEC 2024参加概要
Quad Minersは、2024年10月16日(水)・17日(木)にソウルCOEX Hall Dおよびオーディトリアムで開催される「ISEC 2024(第18回国際セキュリティカンファレンス)」に参加する。「Future-proof」をテーマとする今回のカンファレンスには約20のトラック、100のセッションが設けられ、約150社のサイバーセキュリティ関連企業が約170の展示ブースに出展する予定である。会期中には「ISEC 2024 Best Speaker Awards」の表彰も行われる。
Quad Minersは、本カンファレンスにおいて以下の2つのセッションに登壇する。
- 基調講演(Keynote)— セキュリティ運用自動化技術のこれまでの変遷と、その中で「Network Blackbox」が果たす役割について解説
- ブレイクアウトセッション(Breakout)— 「Network Blackbox」への今後の技術搭載計画を紹介
会社概要
Quad Minersは2017年に設立された、NDR(Network Detection and Response)分野を専門とする企業である。主力製品「Network Blackbox」は、韓国国内に加え、日本や東南アジア地域の顧客にも導入されている。同社は2020年から2024年にかけて、Gartnerが発行するNDR関連のEmerging Techレポートに5年連続で「Sample Vendor」として選出されており、同期間においてGartnerに選出された韓国企業はQuad Minersのみである。
Network Blackboxについて
「Network Blackbox」は、フルパケットキャプチャ方式によりネットワークトラフィックを保存し、そこからオリジナルファイルおよびコンテンツを抽出する機能を備える。この基盤の上に、以下の機能を提供している。
- AIによる異常・非正常な挙動の検知
- 攻撃者の戦術・技術・手順(TTPs)に基づく脅威ハンティング
- 確定的な証跡データに基づく対応連携
- 他社セキュリティ製品とのAPI連携による、既存のセキュリティ運用環境への組み込み
Quad Minersは、可視化(Visibility)にとどまらず、オリジナルのトランザクション・セッションデータ、行動ベースラインデータ、検知の説明可能性(XAI)といったコンテキストデータを軸とした、AIベースのセキュリティオブザーバビリティへと「Network Blackbox」の技術を発展させている。
QUADX v2.0 XDR
Quad Minersは2024年に「QUADX v2.0 XDR」を発売した。同製品では、「Network Blackbox」が「QUADX Sensor」の中核コンポーネントとして組み込まれている。また、導入時および導入後の運用を支援するため、自社の専門研究チーム「H LAB」による脅威ハンティングサービスも提供している。
政府研究開発プロジェクトの受託
Quad Minersは、韓国科学技術情報通信部および情報通信企画評価院(IITP)が所管する「情報保護核心源泉技術開発事業」において、主管研究機関としてAI/XAIベースのネットワーク異常検知・対応技術、およびサイバー脅威予測技術の開発プロジェクトを受託している。プロジェクト規模は約56億ウォンである。
海外市場での事業展開
Quad Minersは、日本および東南アジア市場での顧客基盤を拡大しながら事業を展開している。
今後の展望
Quad Minersは、生成AIおよびRAG(Retrieval-Augmented Generation)技術を活用した新製品を、製品開発ロードマップに組み込んでいる。